「お弁当は国際色豊か――カナダでのベビーシッター体験――」

By Aki - Babysitter and Coordinator at Chez Vous ~ worked at Kindergarten in Canada

この6月から自分のお弁当を作るようになって早1ヶ月、食に関して考えることが多くなった今日この頃です。ベビーシッターの仕事柄、日々、子どものお食事に関わることも多く、お母さんの作った食事を美味しそうに食べている姿を見ると嬉しくなります。

子どもの食事といえば、カナダに居た時に働いていた幼稚園での光景がふと頭に浮かびました。

カナダの幼稚園ではカナダ人に、サウジアラビア、インド、アメリカ、日本、韓国、中国から来た子どもたちが加わり、ランチの時間にはそれぞれの国特有のお弁当が並んでいるのがとても魅力的でした。

特に日本人の子どもの持ってくるお弁当は一番目立っており、かわいいキャラクターのお弁当箱の中に、栄養が考えられた色とりどりの食材が並び、ふりかけのかかったごはんがとてもおいしそうだったのが印象的でした。

カナディアンの子どものランチは火にかけたものが少なく、例えば切った生の野菜、パン、ゼリー、スナック等が多く、アラビアンの子どもたちは、フルーツにパンの組み合わせ、韓国人、中国人の子どもたちは白いごはんやポットに入ったおかゆに茹でた野菜(韓国は少し赤みがかった色で味付けされ)、日本と同じようなお弁当が多かったです。

お弁当ひとつでも食文化の違いを感じることができ、文化の違いを受け入れながら生活していた子どもたちに感心しました。
それぞれの国の食文化の良さを取り入れながら、子どもの「食べたい!」と思う気持ちを大切に、子どもたちに関わっていきたいと思います。

ベビーシッター Aki

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