日本漢字能力検定協会が毎年、今年の世相を表す漢字を発表しています。そして、今年選ばれた漢字は「絆」でした。この選ばれる漢字というものは、一般の募集によって決まるものだそうで、この「絆」という漢字は応募の中で最も多かったそうです。
今年の象徴的な出来事といえば東日本大震災。応募が多かった漢字には「災」や「波」や「震」等、震災を表す直接的な字が目立っていたようですが、その中でも人と人、心と心をつなぎ合わせるといった意味合いの「絆」という字に最も票が集まりました。確かに、震災による悲しみから立ち直っていくというポジティブなメッセージが、この一字には強く込められているように思います。また、なでしこジャパンの活躍やソーシャルネットワークの普及等もありましたし、あらためて「絆」は今年の漢字として最もふさわしいと思います。


来年、明るくポジティブな1年になって、素敵な漢字が選ばれるように祈りたいと思います。

coordinator Kunieda

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