発明で大金持ちに

いつの頃でしょうか、随分前に大金持ちになる方法についていろいろ考えていたことがあります。
そのとき思い浮かんだ方法の一つとして、
何か発明をして特許による収入で富を築くということでした。
何か特許を取得することができれば、
それを使用する人から一定の使用料が自分の懐(ふところ)に入るらしい、
ということで、何か発明をしようと考えていました。

そのとき、ふと一つのアイデアがひらめきました。
それは新しいビニール袋、いわゆるレジ袋の開発です。

なぜレジ袋の開発なのか…?
イメージしていたのは以下のようなことです。

ある日、コンビニでお弁当を買いお家に持ち帰ると、
ごはんや具が端に寄ってしまい、ひどい状態になっていました。
これは、持ち帰っている間に、
袋の中のバランスが崩れお弁当が傾いたことによるもので、
それからもそのようなことが度々ありました。

そこで、もしも袋に何か分からないですけど、
何らかの工夫をすればそのようなことが防げるのでは?と思うようになりました。
このお弁当が傾く状況というのは、大方の皆さんは経験があり、
その都度お弁当が傾かないように努めている、
またそのような状態は改善されずずっと続いている、
しかもレジ袋なんていうのは何億枚と流通しているので、
何かちょっとした発想や工夫を凝らせば、コレは結構みんなの役に立ち、
さらに特許の取得ができればエラいことになるかもしれないぞと…。


ただ、まぁひらめいたのはひらめいたわけですが、
それから先は何かを開発したりすることもなく、
また「開発して大ヒットさせるぞー」といった強い信念も生まれず、
「何かの機会にこんなの作れればいいなあ」といったくらいのゆるい思いをいだいて
月日は経過していきました。

すると、先日テレビでニュースを見ていたら、
「水平に保つ 新型レジ袋の開発」といったトピックが出てきました。
なんかタイトルを目にしただけで、
「コレはひょっとして…(汗)」と急にそわそわしてきていたら、
私が思いを馳せてきたアイデアが開発されていました。


その開発されたレジ袋というのは、
お弁当を入れるというよりかは、お弁当を包んで吊り上げる
(袋の片方の穴に持ち手の部分をくぐらせる)というもので、
持ち手を一本にすることで容器にかかる力を左右均等にさせているそうです。
(詳しくはコチラ⇒http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/trend_tamago/post_27193/)

「そうそう、こういうのを思い描いていた!」というような、
私にとって理想的な物が仕上がっていました。
これからサンプルが配布されるそうですが、
コレが普及していくことを考えると何か複雑な気持ちに…。
一人勝手に思い描いていた夢のアイデアが先を越されてしまいました…。
自分に強い信念や行動力があれば…。

行き場のないやるせなさを抱きながらも、
また何か大金持ちになる夢のアイデアを探そうと思いふける今日この頃です。

Coordinator Kunieda

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